みかさふみきつよちのあや

頁 音　　　　　字 飾　　　　　字 1 みかさふみきつよちのあや みかさやに　あまのこやねの とくふみは　たてにぬきおる まつりこと　よちひとくさお をさむなり　もしやみちきく こころさし　あらはとあけて さづくべし　こもりのいわく とあけなば　かみのみことや みかさフ零みきつ四チ？のア彼や みかさやに　ア明まのこやねの とくフ零みは　たてにぬきおる まつりこと　四チ？ヒ彼とくさお をさむなり　もしやみちきく こころさし　あらはとあけて さづくべし　こもりのいわく とあけなば　かみのみことや 2 あからさま　こやねこたえて みちはわち　はやくおそきも こころあり　たづねきたらは われあひて　そのみちのくお かたるへし　きみのまつりも すみやかに　もつれおたたす かみのみち　かたちとつとめ みちとみと　よつのをしえも あからさま　こやねこたえて みちはワ解チ？　はやくおそきも こころあり　たづねきたらは われあひて　そのみちのくお かたるへし　きみのまつりも すみやかに　もつれおたタ？す かみのみち　かたち（容）とつとめ（務め） みちとみと　四つのをしえも 3 たたひとち　おこぬのかみの このよつお　あわとにしれる ひとのみの　よつおつつしむ はたのみち　つかさのかみは くにをさむ　なかにはしめる しもはたす　かれにいまとく よかのはた　したえはういに みおをさむ　そらなるものは たた一とチ？　オ零こぬの（布）かみの この四つお　ア明ワ和とにしれる ヒ彼とのみの　四つおつつしむ ハ衣たのみち　つかさのかみは くにをさむ　なかにはしめる しもはたす　かれにいまとく 四かのハ衣た　したえはうい（初）に みおをさむ　そらなるものは 4 ちちきけど　みのみはしらお ゆきぬけて　こえおちかえの たなはたの　そらひのおとは みにつかず　きくとのほぼと のたまえは　こもりこきみも もみことも　みちひこもみな うなづけは　さるたはみちの ういおとふ　こやねこたえて 千チ？きけど　みのみはしらお ゆきぬけて　こえおちカ彼えの たなハ衣たの　そらヒ？のおとは みにつかず　きくとのほぼと のたまえは　こもり九きみも モ目みことも　三千ヒ彼こもみな うなづけは　さるたはみちの ういおとふ　こやねこたえて 5 きつのなお　をしえのはつと なすゆえは　いまわれうめる たらちねの　さきのみおやも ことことく　あめのたねなり そのかみの　あめつちひらけ なるかみの　みなかぬしより はかりなき　ひとくさわかれ たうときも　みこともひこも きつのなお　をしえのはつと なすゆえは　いまわれうめる たらちねの　さきのみオ零やも ことことく　ア明めのたねなり そのかみの　ア明めつちひらけ なるかみの　みなかぬしより はかりなき　ヒ彼とくさわかれ たうときも　みこともひこも 6 なるみちお　をさめおさむる ひとのみは　ひつきのふゆに やしなわれ　めぐみしらせん そのために　いでいるきつお をしゆなり　まさにきくべし ふたかみの　あのあわうたに くにおうみ　わのあわうたに ねこえなる　のちにひひめお なるみちお　をさめおさむる ヒ彼とのみは　ヒ燈つきのふゆに やしなわれ　めぐみしらせん そのために　いでいるきつお をしゆなり　まさにきくべし 二たかみの　ア明のあわうたに くにおうみ　ワ解のあわうたに ねこえなる　のちに一ヒ彼めお 7 うむときに　ひるなればなも ひるこひめ　としおこゆれは たらちねの　よそふみそみの おゑくまも　めはたおはらに あたらじと　すつおかなざき おもえらく　このはやかれの いたみおも　ちおゑしなずか わすれくさ　ひらうひろたの うむときに　ヒ燈るなればなも ヒ燈るこヒ彼め　としおこゆれは たらチ？ねの　四十二三十三の オ零ゑくまも　めはたオ零はらに あたらじと　すつおかなざき おもえらく　このはやかれの いたみおも　チ？？おゑしなずカ彼 わすれくさ　ひらうひろたの 8 みやつくり　そだてあぐまで かなさきの　つねのをしゑは みことのり　きつのはしめの あわうたや　てふちしほのめ うまれひは　かしみけそなえ たちまひや　みふゆかみあげ はつひもち　あわのうやまひ ももにひな　あやめにちまき みやつくり　そだてあぐまで かなさきの　つねのをしゑは みことのり　きつのはしめの ア明ワ解うたや　てふちしほのメ眼 うまれヒ燈は　かしみけそなえ たちまひや　三ふゆかみあげ はつヒ燈もち　ア明ワ解のうやまひ ももにヒ彼な　あやめにちまき 9 たなはたや　ここくりいはひ ゐとしふゆ　そははかまきる めはかづき　ことばおなおす あわうたお　つねにをしゑて あかはなま　いきひにみうく ふぬむえけ　へねめおこほの もとろそよ　をてれせゑつる すゆんちり　しゐたらさやわ たなはたや　ここくりいはひ 五としふゆ　ソー走ははかまきる めはかづき　ことばおなおす ア明ワ解うたお　つねにをしゑて ア明カハナマ　イキヒニミウク フヌムエケ　ヘネメオコホノ モトロソヨ　ヲテレセヱツル スユンチリ　シヰタラサヤワ 10 あわのうた　かたかきうちて ひきうたふ　おのづとこゑも あきらかに　ゐくらむわたこ ねこゑわけ　ふそよにかよひ よそやこゑ　これみのうちの めくりより　やまひあらねは なからえり　すみゑのおきな これおしる　わかひめさとく ア明ワ解のうた　かたかきうちて ひきうたふ　おのづとこゑも あきらかに　五くら六わたコー甲 ねこゑわけ　二十四にかよひ 四十八こゑ　これみのうちの めくりより　やまひあらねは なカ彼らえり　すみゑのオ零きな これおしる　わかヒ燈めさとく 11 かなさきに　きつさねのなの ゆえおこふ　おきなのいわく ひのいづる　かしらはひがし たけのほる　みなみるみなみ ひのおつる　にしはにしつむ よねとみづ　かまにかしぐは ひがしらや　にゑばなみなみ にゑしつむ　ゑかひとたびの かなさきに　きつさねのなの ゆえおこふ　オ零きなのいわく ヒ燈のいづる　かしら（頭）はひがし（東） たけのほる　みなみるみなみ ヒ燈のおつる　にしはにしつむ（頭） よねとみづ　かまにかしぐは ヒ燈がしらや（白夜）　にゑばなみなみ にゑしつむ（頭）　ゑか一とたびの 12 みけはこれ　ふるとしふより つきみけの　ひとはもよろに つきむけの　ひとはふそよろ いまのよは　ただふよろとし いきなるる　みけかさなれは よわひなし　かれにわかきみ つきにみけ　にかきはほなや みなみむき　あさきおうけて みけはこれ　ふるとし二より つきみけの　ヒ彼とは百ヨー陽ろ（路）に つき六けの　ヒ彼とは二十ヨー陽ろ（路） いまのよは　ただ二ヨー陽ろ（路）とし いきなるゝ　みけかさなれは ヨ夜わひ（日）なし　かれ（彼）にわカ彼きみ つきにみけ　にカ彼きハ衣ホ歩なや みなみむき　ア明さきおうけて 13 なからゑり　みやのうしろお きたといふ　よるはねるゆゑ きたはねぞ　もしひときたり ことわけん　あわねばきたよ あふはひで　みなみにことお わきまえて　おちつくはにし かえるきた　ねよりきたりて ねにかえる　きははるわかば なカ彼らゑり　みやのうしろお きたといふ　よる（夜見）はねる（練る）ゆゑ きたはね（練）ぞ　もしヒ彼ときたり ことわけん　あわねばきたよ あふはヒ燈で　みなみにことお わきまえて　おちつくはにし かえるきた　ねよりきたりて ねにかえる　きははるわかバ衣（ぞ） 14 なつあおば　あきにゑもみぢ ふゆおちば　これもおなじく ねはきたに　きざすひかしや さにさかゑ　つはみにつくる をはきみの　くにをさむれば きつをさね　よもとなかなり きはひかし　はなははみなみ このみにし　みおわけおふる なつあおバ衣（ぞ）　あきにゑもみぢ ふゆおちバ衣（ぞ）　これもおなじく ねはきたに　きざすひカ彼しや さにさかゑ　つはみにつくる をはきみの　くにをさむれば きつをさね　四もとなかなり きはひカ彼し　はなハ衣はみなみ このみ（好み）にし　みおわけおふる 15 きのみゆえ　きみはをめあふ あるじなりけり さるたとふ　むねとみなもと きつたらも　こやねこたえて よろはたの　むねみなもとは よかみとち　よろはぬふかづ はたはをる　ころものたては かたちなり　ぬきあやおぶも きのみゆえ　きみはをめあふ あるじ（主）なりけり さるたとふ　むねとみなもと きつたらも　こやねこたえて ヨー陽ろ（路）ハ衣たの　むねみなもとは 四かみとチ？　ヨー陽ろ（路）はぬふかづ ハ衣たはをる　ころも（衣）のたては かたちなり　ぬきあやおぶも 16 かみのむね　うるほすたては よよのみち　ほこのをきては みめぐみに　よこまほろぼす はたのぬき　むねみなもとの たてぬきの　やすちただしく みおをさめ　やたみをさむる よちのわざ　ほねはたのたね ししはらに　うまれひつきの かみのむね　うるほすたては ヨ夜ヨ夜のみち　ホ歩このをきては みめぐみに　よこまほろぼす ハ衣たのぬき　むねみなもとの たてぬきの　やすチ？ただしく みおをさめ　八たみをさむる 四チ？のわざ　ほねはたのたね ししはらに　うまれヒ燈つきの 17 うるほいに　ひとなりそなふ よかひちの　かたおもちいて みおをさむ　めぐみしらねは かたちなし　たらのそだつも うるほいも　てるきつさねの なかにいて　きみのをさむる まつりごと　よろはたすべて よちおそなへり うるほいに　ヒ彼となりそなふ 四か一チ？の　かたおもちいて みおをさむ　めぐみしらねは かたちなし　たらのそだつも うるほいも　てるきつ（吉）さね（実）の なかにいて　きみのをさむる まつりごと　ヨー陽ろ（路）ハ衣たすべて 四チ？おそ（遅）なへり（縁）