ほつまつたゑおのぶ

頁 音　　　　　字 数　　　　　字 1 　ほつまつたゑおのぶ あめつちの　ひらけしときに ふたかみの　とほこにをさむ たみまして　あまてるかみの みかがみお　たしてみぐさの みたからお　さづくみまこの とみたみも　みやすければや とみかおや　しいるいさめの 　ほつまつたゑおのぶ ｱｶめつちの 　ひらけしときに 二たかみの 　とホこにをさむ たみまして 　ｱｶまてるかみの みかガみお 　たして三ぐさの みたからお 　さづくみまこの とみたみも 　みやすければや とみカオや 　しいるいさめの 2 おそれみに　かくれすみゆく すゑとしお　いまめさるれは そのめぐみ　あめにかえりの もふでもの　ほつまつたゑの よそあやお　あみたてまつり きみかよの　すえのためしと ならんかと　おそれみなから つほめおく　これみんひとは おそれみに 　かくれすみ（日御）ゆく すゑとしお 　いまめさるれは そのめぐみ 　ｱｶめにかえりの もふでもの 　ほつまつたゑの よそアやお 　あみたてまつり きみカよの 　すえのためしと ならんかと 　おそれみなガら つほめおく 　これみんヒとは 3 しわかみの　こころほつまと なるときは　はなさくみよの はるやきぬらん いそのはの　まさこはよみて つくるとも　ほつまのみちは いくよつきせし　みわのとみ ををたたねこか　ささげんと ふもみそよとし　つつしみてをす しわ（自我）かみの 　こゝろほつまと なるときは 　はなさくみよの はるやきぬらん いそのはの 　まさこはよみて つくるとも 　ほつまのみちは いくよつきせし 　みﾜｶのとみ をゝたゝねこ（雄雄称音個）カ 　さゝげんと 二ﾓｰ三そよとし 　つゝしみてをす 4 をりつけの　うはのしるしと はなをしお　そゑてささくる ことのべのうた ひさかたの　あめかしたしる わかきみの　よよにつたはる かんむりは　あまてるかみの つくらせて　さこしかやつの をんみみに　きこしめさるる をりつけの 　うはのしるしと はなをしお 　そゑてさゝくる（素絵点支転） ことのべのうた ひさかたの 　ｱｶめカしたしる わカきみの 　よゝにつたはる かんむりは 　ｱｶまてるかみの つくらせて 　さｺｰしかやつの をんみゝに 　きこしめさるゝ 5 あさまつり　あまねくとほり あまてらす　おをんたからの ゐもやすく　やすくにみやと たたゑます　やよろとしへて こゑうちの　いさわのみやに をわします　みこおしほみは ひたかみの　たかのこうにて くにをさむ　まごほのあかり あさまつり 　アまねくとほり ｱｶまてらす 　オをんたからの ゐもやすく 　やすくにみやと たゝゑます 　やﾖｰろとしへて コゑうちの 　いさわのみやに をわします 　みこおしホみは ヒたかみの 　たかのこう（貴の光）にて くにをさむ 　まごホのあかり（灯） 6 かぐやまの　あすかのみやに をわします　おとににきねは にいたなす　にはりのみやの そやよろに　にいたみふゑて なもたかき　はらみのみやに たみおたし　ついにしわかみ ほつまなる　むそよろとしの よおしりて　いかづちわくる かぐやまの 　あすかのみやに をわします 　おとにゝｷｼねは にいたなす 　にはりのみやの そやよろに 　にいたみふゑて なもたかき 　はらみのみやに たみおたし 　ついにしﾜｶかみ ほつまなる 　六十ﾖｰろとしの よおしりて 　いかづちわくる 7 いつのかみ　ときにおんかみ のたまふは　いまににきねの さきみたま　くにとこたちの わさみたま　あらはるいつと かがなえて　わけいかづちの あまきみと　なつけたまはる よのはしめ　いますへらきの あまきみは　みなににきねの いつのかみ 　ときにオんかみ のたまふは 　いまにゝきねの さきみたま 　くにとこたちの わさみたま 　あらはるいつと か（和）ガなえて（名得て） 　わけいかづちの ｱｶまきみと 　なつけたまはる よのはしめ 　いますへらｷｼの ｱｶまきみは 　みなにゝきねの 8 いつによる　みこまこひこの すえまでも　あまてらします おをんかみ　ももなそよろの としおへて　もとのひのわに かえまして　あおひとくさお てらします　このゆえきみも とみたみも　ゐおやすくぬる おんめぐみ　よにあらわせる いつによる 　みこまこヒこの すえまでも 　ｱｶまてらします オをんかみ 　百ゝ七十よろの としおへて 　もとのヒのﾜｶに かえまして 　あおひとくさお てらします 　このゆえきみも とみたみも 　ゐおやすくぬる オんめぐみ 　よにあらわせる 9 そのふみは　ほつまつたゑに まさるなし　いまよにのこる いゑいゑの　ふみもそれそれ かはりある　たれおまことと なしかたし　かれにひとつお あげしるす　ふそむのあやに かもわれて　とよたまひめも なぎさにて　たけきこころに そのふみ（富御）は 　ほつまつたゑ（解松太笑）に まさるなし 　いまよにのこる いゑいゑの 　ふみもそれそれ かはりある 　たれおまことゝ なしかたし 　かれに一とつお あげしるす 　二そむのあやに（←��26） かもわれて 　とよたまひめも なギさにて 　たけきこゝろに 10 およがせば　たつやみつちの ちからゑて　つつがもなみの いそにつく　これおよそにて ふねわれて　たつとみつちの ちからゑて　これあやまれる てにおはぞ　すべてななやの しるしふみ　ことなりがちは これにしれ　わかかみのをす およがせば 　たつやみつち（辰弥御地）の ちからゑて 　つゝガもなみの いそにつく 　これおよそにて ふねわれて 　たつとみつち（龍と御土＝オト）の ちからゑて 　これあやまれる てにおはぞ 　すべてなゝやの しるしふみ 　ことなりがちは これにしれ 　わカかみのをす 11 みかさふみ　ほつまつたえと わりうるり　あわすことくの こころなり　よよのをきてと なるふみは　ほつまつたえと おもふゆえ　ふかきこころお そゑゐれて　あげたてまつる すえにをしてぞ はなのそゑうた みかさふみ（弥重富御） 　ほつまつたえと わりうるり（分離右流離） 　あわすことくの こゝろなり 　よよのをきて（与夜の雄基点）と なるふみは 　ほつまつたえと おもふゆえ（想冬枝） 　ふかきこゝろお そゑゐれて 　アげたてまつる すえにをしてぞ はなのそゑうた 12 かかんなす　はるのひとしく めくりきて　いそのまさごは いわとなる　よよのんてんの ほつまふみかな まきむきの　ひしろのみよに みかさとみ　いせのかんをみ ををかしま　ふもよそなとし ささくはなをし かかんなす 　はるのひとしく めくりきて 　いそのまさごは いわとなる 　よよ（夜与）のんてんの ほつまフみかな まきむきの 　ヒしろのみよに みかさとみ 　いせのかんをみ をゝ（雄々）かしま 　二モよそなとし さゝくはなをし（支く話雄姿）