あめななよとこみきのあや

頁 音　　　　　字 数　　　　　字 1 　あめななよとこみきのあや このときに　みこおしひとの とつきまえ　たかきかみきの あやこえは　かみのをしゑは いにしえの　あめつちうびの きはなきに　きさしわかるる あうのめそ　そはあめとなり ひのわなる　めはくにとなり 　ｱｶめなゝよ とこみきのアや このときに 　みこおしヒとの とつきまえ 　たかｷｼカみきの アやこえは 　かみのをしゑは いにしえの 　ｱｶめつちうびの きはなきに 　きさしわかるゝ ｱｶウの∞ｿｰ 　ｿｰはｱｶめとなり ヒのﾜｶなる 　∞はくにとなり 2 つきとなる　かみそのなかに あれまして　くにとこたちの とこよくに　やもやくたりの みこうみて　みなそのくにお をさめしむ　これくにきみの はじめなり　よつきのかみは くにさつち　さきりのみちお うけされは　さつちにをさむ つきとなる 　かみそのなかに アれまして 　くにとこたちの とこよくに 　やもやくたりの みこうみて（御個海点） 　みなそのくにお をさめしむ 　これくにきみの はじめなり 　よつｷｼのかみは くにさつち 　さきりのみちお（左霧の密御） うけされは 　さつちにをさむ（左土に治む） 3 やみこかみ　おのおのみこお ゐたりうむ　やものよつきは とよくんぬ　あめよりみつの わさおわけ　きみとみたみの みくたりの　かみはもふその みこありて　あめなるみちは めもあらす　みつよをさまる まさかきの　うゑつきゐもに 八みこかみ 　おのおのみこお 五たりうむ 　八ものよつｷｼは とよくんぬ 　ｱｶめより三つの わさおわけ 　きみとみたみの みくたりの 　かみはﾓｰ二十の みこありて 　ｱｶめなるみちは めもあらす 　三つよをさまる まさかきの 　うゑつｷｼ五モに 4 みつるころ　よつきのそかみ うびちにの　すびちおいるる さひあひの　そのもとおりは こしくにの　ひなるのたけの かんみやに　きのみおもちて あれませば　にわにうゑおく みとせのち　やよひのみかに はなもみも　ももなるゆえに みつるころ 　よつｷｼのｿｰかみ うびちにの 　すびちおいるゝ さひあひの 　そのもとおりは こしくにの 　ひなるのたけの かんみやに 　きのみおもちて アれませば 　にわにうゑおく みとせのち 　やよひのみかに はなもみも 　もゝなるゆえに 5 もものはな　ふたかみのなも ももひなき　ももひなみなり ひなはまた　ひとなるまえよ きみはその　きのみによりて そかみはき　めかみはみとぞ なつきます　ひとなるのちに やよひみか　みきつくりそめ たてまつる　ももとにくめる もゝのハな 　二たかみのなも ﾓｰゝひなｷｼ 　もゝひなみなり ひなはまた 　ヒとなるまえよ きみはその 　きのみによりて ｿｰかみはき 　めかみはみとぞ なつきます 　ひとなるのちに やよひ三か 　みきつくりそめ たてまつる 　もゝとにくめる 6 みきにつき　うつりすすむる めかみまづ　のみてすすむる のちそかみ　のみてましわる とこのみき　みあつければや あすみあさ　さむかわあびる そでひちて　うすのにこころ またきとて　なもうびちにと すびちかみ　これもうびにる みきにつき 　うつりすゝむる めかみまづ 　のみてすゝむる のちｿｰかみ 　のみてましわる とこのみき 　みあつければや あす三アさ 　さむかわアびる そでひちて 　うすのにこゝろ またきとて 　なもうびちにと すびちかみ 　これもうびにる 7 ふることや　おおきすくなき うすのなも　このひなかたの そはかむり　うおそではかま めはこそで　うはかつきなり このときに　みなつまいれて やそつつき　もろたみもみな つまさたむ　あめなるみちの そなわりて　たぐひなるより ふることや 　おゝきすくなき うすのなも 　このひなかたの ｿｰはかむり 　うおそではかま めはこそで 　うはかつきなり このときに 　みなつま（皆妻）いれて 八十つゝき 　もろたみもみな つまさたむ　 ｱｶめなるみちの そなわりて 　たぐひなるより 8 としかぞえ　ゐもつきあまの まさかきや　ゐつよのかみは おおとのち　おおとまえなり つのくゐは　おおとのにゐて いくくいお　とまえにあひみ つまとなす　かれそはとのぞ めはまえと　やもつつきまて むよのつき　おもたるのかみ としかぞえ 　五モつきアまの まさかきや 　五つよのかみは おゝとのち 　おゝとまえなり つのくゐは 　おゝとのにゐて いくゝいお 　とまえにあひみ つまとなす 　かれｿｰはとのぞ めはまえと 　やモつゝきまて 六よのつｷｼ 　おもたるのかみ 9 かしこねと　やもおめくりて たみおたす　をうみあつみの なかはしら　ひかしはやまと ひたかみも　にしはつきすみ あしはらも　みなみあわそさ きたはねの　やまとほそほこ ちたるくに　およべともよほ つきこなく　みちおとろひて かしこねと 　八もおめくりて たみおたす 　をうみあつみの なかはしら 　ひかしはやまと ヒたかみも 　にしはつきすみ あしはらも 　みなみあわそさ きたはねの 　やまとほそほこ ちたるくに 　およべとモヨホ つｷｼこなく 　みちおとろひて 10 わいためな　ときにあめより ふたかみに　つほはあしはら ちゐもあき　いましもちひて しらせとて　ととほこたまふ ふたかみは　うきはしのゑに さぐりうる　ほこのしつくの おのころに　みやとのつくり おおやまと　よろものうみて わいためな 　ときにｱｶめより 二たかみに 　つほはあしはら 千五モあき 　いましもちひて しらせとて 　トとほこたまふ 二たかみは 　うきはしのゑに さぐりうる 　ほこのしつくの おのころに 　みやとのつくり おゝやまと 　ﾖｰろものうみて 11 ひとくさの　みけもこかひも みちなして　わいためさたむ いさおしや　あめのかみよの ななよめお　つぐいとくちは とこよかみ　きのみひかしに うゑてうむ　はこくにのかみ ひたかみの　たかまにまつる みなかぬし　たちはなうゑて ヒとくさの 　みけもコかひも みちなして 　わいためさたむ いさおしや 　ｱｶめのかみよの なゝよめお 　つぐいとくちは とこよかみ 　きのみひかしに うゑてうむ 　ハこくにのかみ ヒたかみの 　たかまにまつる みなかぬし 　たちはなうゑて 12 うむみこの　たかみむすびお もろたたゆ　きのとこたちや そのみこは　あめかかみかみ つくしたす　うびちにもうく このみこは　あめよろつかみ そあさたし　あわさくうめば あわなぎは　ねのしらやまと ちたるまで　のりもとほれば うむみこの 　たかみむすびお もろたゝゆ 　きのとこたちや そのみこは 　アめかゝみかみ つくしたす 　うびちにもうく このみこは 　ｱｶめﾖｰろつかみ そあさたし 　あわさくうめば あわなギは 　ねのしらやまと ちたるまで 　のりもとほれば 13 うむみこの　いみなたかひと かみろきや　たかみむすひの ゐつよかみ　いみなたまきね とようけの　ひめのいさこと うきはしお　はやたまのそか わたしても　とけぬおもむき ときむすふ　ことさかのそそ けたつほの　つさのつくばの うむみこの 　いみなたかヒと かみろｷｼや 　たかみむすひの 五つよかみ 　いみなたまきね とようけの 　ヒめのいさこと うきはしお 　はやたまのｿｰカ わたしても 　とけぬおもむき ときむすふ 　ことさかのｿｰそ けたつほの 　つさのつくバの 14 いさみやに　うなつきあみて いさなきと　いさなみとなる ふたかみの　ましわるときに とこみきや　とこはとほこに こおもとむ　ささけはとこよ ゐのくちの　すくなみかみの たけかふに　すすめかもみお いるおみて　みきつくりそめ いさみやに 　うなつきあみて いさなｷｼと 　いさなみとなる 二たかみの 　ましわるときに とこみきや 　とこはとほこに こおもとむ 　さゝけはとこよ ゐのくちの 　すくなみかみの たけかふに 　すゝめカもみお いるおみて 　みきつくりそめ 15 すすめけり　ももひなきより ささなみと　なおたまふより なもささけ　そのかみいまに ささけやま　ここのくみとは やよいみか　さかつきうめる かみのなも　ひなかたけとぞ たたゆなりける すゝめけり 　もゝひなｷｼより さゝなみ（支波）と 　なおたまふより なもさゝけ（名母支気） 　そのかみいまに さゝけ（支気）やま 　こゝのくみとは やよい（弥生）三か 　さかつきうめる かみのなも 　ひなかたけとゾ たゝゆなりける