ひひめみそうむとののあや

頁 音　　　　　字 数　　　　　字 1 　ひひめみそうむとののあや もろかみの　たかまにまつり はかるのち　つはものぬしか ふたかみの　ひひめみそうむ とのゐつつ　とえはかなさき ことふるに　むかしふたかみ つくばにて　みめぐりとえは めかみには　なりなりたらぬ 　一ひめ三ｿｰうむとのゝアや もろかみの 　たかまにまつり はかるのち 　つはものぬしカ ふたかみの 　一ひめ三ｿｰうむ との五つゝ 　とえはかなさき ことふるに 　むかし二たかみ つくばにて 　みめぐりとえは めかみには 　なりなりたらぬ 2 めもとあり　そかみのなりて あまるもの　あわせてみこお うまんとて　みとのまくはひ なしてこお　はらみてうめる なはひるこ　しかれとちちは すずよそほ　はははみそひほ あめのふし　やとれはあたる ちちのをゑ　そのこはははの めもとアり 　ｿｰかみのなりて アまるもの 　あわせてみこお うまんとて 　みとのまくはひ なしてこお 　はらみてうめる なはヒるこ 　しかれとちゝは すず四十ホ 　はゝは三十一ホ ｱｶめのふし 　やとれはあたる（与留） ちゝのをゑ　ｿｰのこははゝの 3 くまとなる　みとせいつくに たらざれど　いわくすふねに のせすつる　おきなひろたと にしとのに　ひたせはのちに ふたはしら　うきはしにゑる おのころの　やひろのとのに たつはしら　めぐりうまんと ことあげに　めはひたりより くまとなる 　三とせいつくに たらざれど 　いわくすふねに のせすつる 　オきなひろたと にしとのに 　ひたせはのちに 二たはしら 　うきはしにゑる おのころの 　八ひろのとのに たつはしら 　めぐりうまんと ことあげに 　めはひたりより 4 そはみきに　わかれめくりて あふときに　めはあなにえや ゑそとこと　そはわなうれし ゑおとめと　うたひはらめど つきみてす　ゑなやふれうむ ひよるこの　あはとながるる これもまた　このかずならす あしふねに　ながすあはちや ｿｰはみｷｼに 　わかれめくりて あふときに 　めはあなにえや ゑｿｰとこと 　ｿｰはわなうれし ゑおとめと 　うたひはらめど つきみてす 　ゑなやふれうむ ひよるこの 　あは（阿波）となガるゝ これもまた 　このかずならす あしふねに 　なガすあはちや 5 あるかたち　あめにつくれは ふとまにお　あちはえいはく ゐよのうた　ことおむすはず ことあけも　めはさきたてず とつきとは　めのにはなふり をゆれなく　そとりなきさる またあるひ　そとりよそおふ めかしりて　あひましはれは アるかたち 　アめにつくれは ふとまにお 　あちはえいはく 五四のうた 　ことおむすはず ことあけも 　めはさきたてず とつきとは 　めのにはなふり ヲゆれなく 　ｿｰとりなきさる またあるヒ 　ｿｰとりよそおふ めカしりて 　アひましはれは 6 あめよりぞ　とりにつけしむ とつきのり　さらにかえりて ふたかみは　あらたにめぐり そはひたり　めはみぎめくり あひうたふ　あめのあわうた あなにゑや　うましおとめに あいぬとき　めかみこたえて わなにやし　うましそとこに ｱｶめよりぞ 　とりにつけしむ とつきのり 　さらにかえりて ふたかみは 　あらたにめぐり ｿｰはひたり 　めはみギめくり アひうたふ 　ｱｶめのアわうた アなにゑや 　ウましおとめに あいぬとき 　めかみこたえて わなにやし 　うましｿｰとこに 7 あひきとぞ　やわしてあわお ゑなとして　やまとあきつす あはちしま　いよあはふたな おきみつこ　つくしきひのこ さどうしま　うみてうみかわ やまのさち　きおやくくのち かやのひめ　のつちもなりて あわうたに　をさむはらみの アひきとぞ 　やわしてアわお ゑなとして 　やまとあきつす あはちしま 　いよあはふたな おき三つこ 　つくしきひのこ さどうしま 　うみてうみかわ やまのさち 　きオやくくのち かやのひめ 　のつちもなりて あわうたに 　をさむはらみの 8 みやにゐて　すてにやしまの くにうみて　いかんそきみお うまんとて　ひのかみおうむ そのみなお　うほひるきとぞ たたえます　くにうるはしく てりとほる　くしひるのこは ととめずと　あめにおくりて あめのきと　みはしらのみち みやにゐて 　すてにやしまの くにうみて 　いかんそきみお うまんとて 　ヒのかみおうむ そのみなお 　うほヒるｷｼとぞ たゝえます 　くにうるはしく てりとほる 　くしひるのこは ととめずと 　あめにおくりて ｱｶめのｷｼと 　みはしらのみち 9 たてまつる　かれにはらみお おおひやま　とよけかがゑて わかひとと　いみなおささく ふたかみは　つくしにゆきて うむみこお　つきよみのかみ ひにつげと　あめにあげます これのさき　おゑくまにすつ ひるこひめ　いまいつくしに たてまつる 　かれにはらみお おゝヒやま 　とよけかガゑて わかヒとと 　いみな（意御名）おさゝく 二たかみは 　つくしにゆきて うむみこお 　つきよみのかみ ヒにつげと 　あめ（雨）にアげます これのさき 　オゑくまにすつ（会隅に素都） ひるこひめ 　いまいつくし（今意創自）に 10 たりいたり　あめのいろとと わかひるめ　そさくににうむ そさのそは　つねにおたけひ なきいざち　くにたみくじく いさなみは　よのくまなすも わがおゑと　たみのおゑくま みにうけて　まもらんための くまのみや　かくみこころお たりいたり 　あめのいろとゝ わかヒるめ（留目） 　そさくにゝ（素作児々）うむ そさ（素作）のｿｰは 　つねにおたけひ なきいざち 　くにたみくじく いさなみは 　よのくまなすも わガオゑと 　たみのオゑくま（会隅） みにうけて 　まもらんための くま（隅）のみや 　かくみこゝろお 11 つくしうむ　ひひめみそかみ うみてよの　きみとみのみち とのをしゑ　さかりもとらは ほころばす　このふたはしら うむとのは　あまのはらみと つくばやま　あはちつきすみ くまのなりけり つくしうむ 　一ひめ三ｿｰかみ うみてよの 　きみとみのみち トのをしゑ 　さかりもとらは ほころばす 　このふたはしら うむとのは 　あまのはらみと つくばやま 　あはちつきすみ くまのなりけり